2020-05-02 18:10:25
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コメント(4)
なろうでのバトンだったものですが、みょんたんが指名した三人、れみょん・あきさくさん・おりゅーさんがことごとく回答済みだったために、みてみんへ持ってくることになりました。あきさくさんはこちらでももう回答を終えたようだ。
Q1. あなたの筆名を教えてください。
檸檬 絵郎です。レモンエロウ。ネイモウカイロウにあらず。
れみょんって呼んでくれみょん♪ ……なんて、みょんたんみたいなことは言いません。
でも、そう呼んでくれてもいいんだよ。
Q2. あなたの代表作は?(1~3編)
これは、作品を貼りつける感じか……?
画像だから、「編」を「枚」に直して考えればいいんだな。
以下に挙げるのは、巧いとはいいませんが、作者れみょんが自信を持って代表作だと言っちゃってもいいかなっていう作品であります。
『フレンチマリーゴールド』
最近描いたやつ。お気に入りです。
元にしたのはカンカンデリの日中に撮った花壇の写真なのですが、どうも暗く見えますね。ここだけ切り取って描くからかしら。
『アプロディテを打ち負かすアテナ』
ホメロスの長編叙事詩『イリアス』第21歌を題材に描きました。『イリアス』第21歌に描かれる神々の戦闘シーンは、この絵を含めて三度題材にしています。
→「イリアス 檸檬絵郎」で検索
『アタランテ』
上の2作品がアクリル絵の具なので、色鉛筆も入れとこうかと。
タイトルは後づけですが、アタランテというのはギリシャ神話に登場する女狩人ですね。カリュドンの猪狩りで活躍したエピソードと、ヒッポリュトスとの競争エピソードが有名ですね。あとは、後のアキレウスの父となるペレウスとレスリング対決をしたとかいうのもあったかな。
ちなみに、『イリアス』では昔の話としてカリュドンの猪狩りが出てくるんだけど、残念ながらアタランテは登場しませんでした。
Q3. 自作の中で思い入れの特に深い作品は?(1~3編)
『たきつぼマリー』
とあるユーザさんをイメージして書いた同名の詩に添えた絵です。っていう時点ですでに思い入れが深いんですが、ひとつまみさんに拙作の感想を求めたところ真っ先に挙げてくださったのがこちらの絵で、のち活動報告でもご紹介くださって、それで余計に思い入れがあります。ありがたやーです。
ちなみに、詩のほうは「小説家になろう」の文字数換算仕様の変更前に投稿したもので、ルビとそのための記号を入れてちょうど200文字。なので、
小説情報ページを見ると181文字と表示されているレアなケースです。詩のほうは、そういう意味でも思い入れがあります(笑)
「冬『真実』(ファンアート)」
玄武 聡一郎 さんの短編小説
『旅立ち』に登場する芸大生の子が描くことになる四季四部作を勝手に想像して描いちゃいましたっていうレモン四季四部作の一枚です。タイトルは、玄武さん作中のタイトルそのまんま、『真実』です。
四部作を描いていた当時、筆がボサボサだったのを覚えていますが、ベチョベチョと絵の具を厚く塗りたくった他の三作と違ってこちらは水を多く含ませてぺちょぺちょとやりました。拙作の中では水多め描画の契機ともなった作品ですね。
これに関しては当時の記事で詳細に語っているので、そちらを見ていただきたい。
→こちらからどうぞ。
『アンニュイ』
以前、みてみんで「アンニュイ」で検索すると金野さんの猫ちゃん(お写真)と拙作トイプーちゃんが出てくるという時期がありました。現在は金野さんは退会されているので、もうその光景を見ることはできませんが。
金野さんとこの猫ちゃんはアクリル画が残ってます。別のお写真を拝借して描いたやつですね。
→拙作『金野さんとこの猫ちゃん』
~小説を書くにあたって~
Q4. 主題はどのように発見していますか?
風景や静物は、とにかく写真を撮りまくります。
パシャパシャやって、画題をストック。描きたくなったら描きます。
ちなみに、最近描いたマリーゴールドは昨年の秋ごろ、日本橋で撮ったものを元に描いています。
物語をモティーフに描くのは、「絵になる光景」の場合ですね。
『描きたくなっちゃう文学作品(イラストつき読書感想文)』の連載を始めてからは、紹介したい物語を描くってことも出てきたけど、基本は受動的。読んでいてぴーんときたらストック、描きたくなったら描きます。(「小説を読もう!」でも同じです。)
ファンタジーだと、ギリシャ神話から題材をとることも多いかな。歴史だと服飾とか細かそうでうへーってなっちゃうけど、神話を題材にしたものであれば時代時代によっていろんなのが描かれてるし、気持ち的にゆるーく描けちゃうんですよね。
Q5. キャラ作りはどう行っていますか?
検索エンジンの画像検索にお世話になってます。あとは、多くはないけれどいくつか絵の載った本を持っているので。
キャラクターというか、構図とかポーズもそうだけど、絵画って古くからあるものだからパブリックドメインのものって簡単に見つかるんですよ。なので、偉大なる先人たちから拝借したりしてます。たとえば、先に挙げた『アプロディテを打ち負かすアテナ』の中央のふたりは、ルイス・ファレロの『星空の下の妖精』とティツィアーノの『バッカスとアリアドネ』のバッカスのポーズを拝借してうまいこと組み合わせただけだったりします。
もひとつ例を挙げると、『ジゼル』ですね。
この作品の構図や人物のポーズは、フランシスコ・デ・ゴヤの『マドリード、1808年5月3日』とエドガー・ドガの『少年たちを挑発するスパルタの少女たち』から拝借しました。
Q6. 基本的なストーリーの作り方は?
ストーリーですか。あまり意識はしませんが、描きながら自然とできることはありますね。
まあ、登場人物の心理に沿ったしぜんな形になるのでしょう。
Q7. あなたにとって、小説の『起承転結』とは?
これは、「小説」を「お絵かき」に直して考えればいいのかな。
お絵かきの起承転結……まあ敢えていうなら、
題材が見つかる → 描く(下書きとかも含みます) → 描き足す・修正する → 完成
でしょうか。
当たり前すぎる?
Q8-1 ストーリーを書くにあたって気をつけていることは?
(構成的な面から答えてください)
ストーリーっていうんじゃないですが、調和って大事ですよね。
『引き裂かれるオルペウスのいる風景』では、牧歌的風景とサディズムの倒錯性・残虐性の調和を目指しました。この画題はまた取り上げたいなと思っています。
Q8-2 文章を書くにあたって気をつけていることは?
(技法的な面から答えてください)
絵を描く上での技法ですか……
あんまり独学とかもしてないので、ほとんど先に挙げたような参考画像収集で補ってますかね。
本気で描くぞってなったらもっと勉強しなきゃいけないんでしょうけど。
Q9. タイトルはどうやってつけていますか?
後づけのことも多いですが、
『オイディプス王の幸福だった日々』や
『醍醐の花見』など、タイトル自体がモティーフになる場合もありますね。前者はフレデリック・グッドールの絵画タイトル『チャールズ1世の幸福だった日々』をもじったもの。もちろんただ眺めるだけで終わっても絵として見る分には十分だと思うのですが、付加価値として、「その後」のストーリーがあります。「怖い絵」ってやつですね。
後者はどちらかというと「画題」ですが、いやいや『パリスの審判』を描く場合に他にどんなタイトルがつけられようか、って話です。
先述の玄武さん作品の芸大生の四季四部作も、春夏秋冬をそれぞれ「矛盾」「雑音」「旅立ち」「真実」ということばをテーマに描くっていうものだから、近いかもしれないです。
Q10.その他、創作への思い入れを自由に語ってください。
描きたいから描く。
アマチュア精神を忘れるな。
Q11.このバトンを渡したい人を、3人まであげてください。
(受け取りは自由です)
せっかくなんで、指名はパスで。
語りたい方、持ってっちゃってください。
(なろう発バトンなので、「文章」「書く」とかになってるところは「絵」「描く」に直しちゃってください。「ストーリー」とかはそれぞれの解釈があると思うので、私のほうでは敢えて直しません。以下に設問だけ抽出してまとめます。)
Q1. あなたの筆名を教えてください。
Q2. あなたの代表作は?(1~3編)
Q3. 自作の中で思い入れの特に深い作品は?(1~3編)
~小説を書くにあたって~
Q4. 主題はどのように発見していますか?
Q5. キャラ作りはどう行っていますか?
Q6. 基本的なストーリーの作り方は?
Q7. あなたにとって、小説の『起承転結』とは?
Q8-1 ストーリーを書くにあたって気をつけていることは?
(構成的な面から答えてください)
Q8-2 文章を書くにあたって気をつけていることは?
(技法的な面から答えてください)
Q9. タイトルはどうやってつけていますか?
Q10.その他、創作への思い入れを自由に語ってください。
Q11.このバトンを渡したい人を、3人まであげてください。
(受け取りは自由です)
これけっこう疲れたよ。 れみょん
みょんたん言うな。地味に後悔してるんだよ。
しかし、数々のユーザネームの謎は明かされなかったか。
マリーゴールドが好き。カンカンデリがカンブリアンに見えた私は末期。