2018-12-20 15:23:14
さてさて、またまたギリシャ神話からです。
ホメーロスの『イーリアス』ではディオーネーの娘となっているアプロディーテーですが、今回はヘーシオドスの『神統記(テオゴニアー)』の記述による海の泡から生まれた説をとりました。いわゆる「ウェヌス・アナデュオメネ」「ヴィーナスの誕生」の画題ですな。
さて今回、画題が画題なので、この絵をアップするにあたって念のためにこのサイトの規約を見てみたところ、
「
第20条 当グループの削除権限
当グループは、次に掲げる場合には、画像等の情報の違法性・規約違反の有無に関わらず、関連する画像等の情報について、その全部もしくは一部の削除又は公開範囲の変更等の不利益な措置を行うことができるものとします。
(1) 人(実在の人物であるか否かを問わず、漫画・アニメ等のキャラクターを含みます)の裸体(着衣の全部又は一部を欠くものをいいます)を撮影・描写した画像等の情報が投稿された場合。
(2) [……後略……]」(利用規約 https://mitemin.net/kiyaku/userentry/ より抜粋。平成30年12月19日閲覧)
というのがありました。
「裸は違反ね」というよりも「削除権限があるぜ」っていったほうが抑止力になるのかな。
「
第14条 禁止事項」と分けて書かれてるのに意味があるのだろうな……なんて、妙に納得している私です(笑)
こういうメディア側の自主規制って、クレームを未然に防ぐためのものであって、自由をあらかじめ規制することによって自由を守っていく……というものだから、大切なんですね。映画倫理の歴史なんか調べると興味深いです。
あ、「隠してるほうがエロいじゃん」ってツッコミはなしで。
裸描写があるか否か、というのが割とわかりやすい基準ですから、じっさい「エロい」「エロくない」はあまり気にしません。隠すところをきちんと隠すのが最優先。
世紀末のムンクの『女の三相』の挑発的なポーズを借りているからといって、そんなことは気にしないのです。←
レモン