2020-03-18 20:22:07
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コメント(3)
好きな作品へのオマージュです。↓
好きなんですよ、
ひとつまみさんの『命』が( ̄▽ ̄)
多くは語るまい。
絵心ひとつまみ、いのちのもと。ってね。←?
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↑こちらは、フローベールのレーゼドラマ『聖アントワヌの誘惑』へのファンアートです。
真ん中のは主人公の隠者アントワヌ。右にいるのは古代の神、オアンネス。そして左は、アントワヌの弟子イラリヨン……の姿を借りた悪魔。
この悪魔が、一夜の間、アントワーヌに様々な幻想を見せて彼の信仰を揺るがせるって話なんですが、古代の皇帝や神々、異民族、幻獣などが代わる代わる登場してなにか主張しては消えていくっていう、そんな感じのやつです。
今回描いたのは、オアンネスというカルデヤの古い神が現れて、尾鰭でぴょんぴょんして直進してくるところなんですが、ちっちゃな腕と長老みたいな容貌の奇妙さに、アントワヌがぷぷぷぷぷっと笑ってしまうってシーンなのです。
「なんじゃこやつは、ぷっぱぱぱぱっ。」そんな風に笑われたオアンネスは、「俺っちは原始から生きていて、人間どもにいろいろ教えてやったんだぞっ。俺っちは水の中で暮らしてるんだが、今は砂ばっかり増えちまって、だから星でも見ながら河の底でこの世におさらばするんだ。……じゃ、帰るっ。」ナイル川へどぼん。
……とまあ、だいたいこんなやりとりをするんですがね。その後に、イラリヨンに扮した悪魔が、「昔、カルデヤ人の神だったやつっすよ」と説明してくれるんですね。
……うん、多少違う表現だったかもしれないけど、だいたいこんな感じ。←
古代の神様も、信仰する者がいなくなれば、ただの哀れな妖怪、人外の類いだっていう、悲哀に満ちたシーンですね。
まじめな話、いろんなキャラクター? が代わる代わる出てきて、それぞれの自己紹介をして去っていく……みたいな構成の話って、なんか楽しいねって思います。それぞれの人物について深く掘り下げる話とはまた違った魅力があるねって思います。
有名なミュージカルでもありましたね。なんてったかな……、『コーラスライン』ってやつかな?
あ、いつかこの『聖アントワヌの誘惑』も、エガブンに感想文をあげたいんですが、まだ先になる予感がします。
他にも描きたいシーンがあるので……
同じ理由で、アニトラちゃんだけすでに描いているイプセンの『ペール・ギュント』もまだ先になります。
太宰の『お伽草紙』にいたっては、「カチカチ山」以外は読んですらいない。←ぇ
レモン
そうですねえ。なんかゴッホとかもごちゃまぜで入ってましたねえ。そもそも絵画に詳しくないので(汗)。
神様の絵もよく知りませんねえ。当方は仏教画とか曼荼羅はカッコイイな、って思うのでやっぱり仏教圏の人間なんですかねえ。
ちなみに海外の画家で好きな人物はメーヘレンだったりします。このあたりがもうすでにダメです。
お題絵につきましては…何とか来月までに…いや、もしかすると来来月くらいには…頑張ってみます。