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ユディト または 神への祈り

登録 タグ *ユーディット *ユディット *色鉛筆
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投稿日時
2019-01-08 01:12:40

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檸檬 絵郎

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題材は『ユディト記』より。
   
ユダヤの女性ユディトは、夫を亡くしてから自宅へ引きこもり喪に服していたが、イスラエルの民を敵の侵略から救うため、敵軍の司令官ホロフェルネスのもとへ乗り込み、彼が泥酔し眠った隙にその寝首を掻いたという。
   
西洋画史上、サロメと並んで多くの「生首」が描かれた題材だけど、さすがにこのサイトで生首はまずかろうと思い(まあ画風にもよるのかもしれないとは思いつつも)、敵の首を切る前の姿を描いた。
   
描いたのは、ユディトが神に、そのはかりごとの成功を祈っているシーン。『ユディト記』の記述ではホロフェルネスの寝台のそばで祈っているのだけど、私の絵では敵の上へのしかかり、キャメルクラッチをきめているところ(もちろんそんな記述はない)。  
いや、もともと祈りのシーンのつもりじゃなくて……、左側に侍女を配して剣を渡させようと思ったのだけど(これも元の記述とは違う)、そのスペースがなくなってしまったから、急遽祈りの手に変えた。
      
ちなみに、ラオコーンのときのコブラツイストといい今回のキャメルクラッチといい、お前はプロレスが好きなのか……と思われるかもしれないが、なんとなく技名を知っているだけで、私はじっさいのプロレスは知らないし、ちゃんと見たこともない。(だって、技名ってなんかかっこいいじゃんw)
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