投稿日時 2018-12-11 23:04:58 投稿者 檸檬 絵郎 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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ホメーロスの叙事詩『イーリアス』第二十一歌より。 戦線復帰したギリシャ方の英雄アキレウスがスカマンドロス河でトロイア勢をボコボコにしているとき、神々もまた、ギリシャ方・トロイア方に分かれて対峙しておりました。 そのうちの一組が、アテナとアレスです。 (以下は、このシーンの出来事を私がわかりやすくまとめたものであり、『イーリアス』の本文とは異なります。一部、私の主観? もw) _________ さて、対峙したるは、知恵の女神アテナと軍神アレス。 「犬みてえで蝿みてえな奴め」とかなんとか言ってアテナに勝負を挑んだアレスでしたが、あえなく敗北。 「バカでしょあんた、私のほうが強いんだってこと、学習しないのね」アテナ女神、ご機嫌です。かわいい。(←ぇ) で、岩を首にぶつけられて伸びているところを、彼を慕う美の女神アプロディテが救いにまいります。 健気にも倒れた恋人を連れ帰ろうとするアプロディテでしたが、すぐさまアテナが追ってきます。彼女はアプロディテに飛びかかり、胸に一撃を食らわせて……はい、そのシーンです。 (左上に描いた兜の青年はアレスなのです。) このあと、アプロディテはアレスと仲良く大地に倒れ臥し、アテナは勝利のひとこと。「トロイアに味方してギリシャ勢に手向かう奴らは、いっくら勇ましくってもみんなこうなるんだから。でも、みんなほんとうにコイツみたいに向かってきてくれていれば、トロイアの城なんかとっくにぺちゃんこにして、戦いなんて終わっていたのにね」アテナ女神、ご機嫌です。あざとかわいい。(←ぇ) |
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