投稿日時 2018-07-10 23:48:41 投稿者 檸檬 絵郎 このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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ギリシャ神話のラオコーンを題材に。彫刻が有名ですね。 ___ トロイの木馬ってありますでしょ。 ほら、トロイ戦争で、ギリシャの兵がなかに潜んで、油断したトロイ勢をだまし討ちにしたってやつ。 ラオコーンという人物が、この怪しい木馬を警戒してトロイの人たちに忠告します。「こんなものを街に持って帰ったらあかんぞ」と。 ところが、ギリシャ勢の味方アテナ女神が怒ってこのラオコーンの目を潰し、恐ろしい二匹の蛇を使って彼のみならず、彼の二人の子供をも襲わせて……、 結局、ラオコーンの忠告もむなしく、トロイの人々は木馬を街へ引っ張っていき、まんまとギリシャ勢の罠にはまったのでした…… っていうお話。 ___ さて。ここからは、絵の解説(自分でするw) 「蛇に絞められる……、はっ、コブラツイストだっ」という安易な発想から、蛇ではなく女神さまみずからラオコーンを絞める構図にしてみました。 それだけだとさすがに、「なんだこれ」なので、一応二匹の蛇も描きいれて……、 左奥にぼんやりと、神殿か城か、とにかくトロイの建造物。ちょっと下に怪しい木馬。 そして、右奥には海。なぜかフランスの名所「エトルタの崖」らしき岩がある。 アテナ女神の胸には無敵の胸甲アイギス。もちろん、メドゥーサの顔も描きこんで。 髪型は、私の読んだクウィントゥスの著作に「三つ編み」という表現があったような気がするなあ……ということで、三つ編みに。 まあ、そんな感じ。← |
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